10月、鮮やかな色は少ないながら自然界はすっかり秋色になりました。いつの間にか散歩道には落ち葉がいっぱいに散り敷き、マロニエ、どんぐり、くるみ、ヘイゼルナッツなどの実が転がり森やゴルフ場ではリスたちが冬支度で大忙しに走り回っています。
最近、久しぶりに近所の家の前に 《 For Sale 》 の看板を見かけました。
(こちらでは売家や貸家の前には写真のように必ず看板が立っています)
久しぶり・・というのは今年の世界恐慌による不景気の余波のせい(?)か、
いままでは、何処にでも見かけた 《 For Sale 》 (売家) の看板が殆んどなくなり代りに 《 to Let 》 (貸家)の看板ばかりになっていたのです。
景気の回復??だといいのですが。
イギリスには家を持つことに <梯子の一段目に足を掛ける> という表現があります。
若いうちから、小さくてもいいから先ずは持ち家を手に入れることが良策・そこを基に、後は徐々に梯子を登っていく(更に良い家に住み替える)という考え方です。
それぞれの経済状況にもよりますが、家族構成、勤務地、退職後の人生・などその時々に適した住み替え(買い替え)をしていく事はそれほど難しくなく一般的に考えられていることのようです。
住居の価格変動が少なく、運がよければ値が上がる=次のステップの足しになる事も
珍しくなく、また売買に関わる諸費用も日本に比して少ないので、人々が家の買い替えに憬れや希望を持ち、実行し易いというのも頷けます。
流通が多いので自ずと物件市場も豊かで、町を歩くと一般のお店のように不動産業者がいくつも軒を連ね、その数の多さに驚きます。
ウインドウの中に貼られた物件の写真を眺め歩くのも人々の楽しみです。
しかし、そんな店が売買成立件数の激減で今年は幾つも店じまいをしました。
<なかなか売れない家の原因を調べて相談に乗る>
こんなTV番組があるのもイギリスらしい面白いところです。
因みに、室内がシンプルで清潔感があり品のいい雰囲気だと人の心は動くようですね。